第102回

2004年4月1日 菱川貞義

うれしい風景
●問いかけてくるヨシの炎

 はじめてヨシ地焼きを目の前にしました。何年も何十回も西の湖のヨシ原を見ておきながら。

 この日は余呉湖に取材に行っていた帰りに安土でヨシ舟の製作現場を訪れ、なんとなくふらっと西の湖に寄ったときに偶然!突然遠くにこの明かりを目にしたのです。もう終わりかけでしたが、炎に染まったヨシがとても幻想的です。

 なぜか、消えゆく炎に向かっていると、いろんな記憶とともにいろんな思いが交錯するのでした。


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