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西川嘉廣さん 西川嘉右衛門商店会長 |
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ヨシ博物館とは?![]() |
第163回 | ヨシの葉を採取しています |
2006年9月7日 菱川貞義 |
7月22日のヨシ原のとなりの田んぼの様子です。田植えからほぼ1ヶ月たちました。成長著しいイネが元気に育っています。ここの田んぼは無農薬、無肥料で育てています。 |
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だけど、考えてみたら、ヨシ原はずっと無農薬、無肥料です。なのに毎年4mも成長するとはまったく驚きです。しかし、7月に入って、ヨシはその背丈を伸ばすのをやめたようです。これ以上伸ばすと強い風に吹かれたりしたら危険なのを承知しているのかもしれませんね。 |
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そこへ人間たちがやってきました。ヨシの葉の採取をするためです。5月からいろんな時期に採取して、葉の成分や味覚面のちがいや、採集後のヨシの生育のちがいを分析しています。葉だけでなく、茎も採取しています。そうして、いつ葉や茎を採取するのが適期なのか、また採取してもいい割合を見極めるのだそうです。 |
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今日は、ここから少しはなれた島のヨシを採取する予定だったのですが、前日までの大雨で西の湖が増水して入れないため、急きょ、ここのヨシ原に変更になったようです。 今年は製品化も本格的に取り組むため、量もたくさん必要なので大変です。 |
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採取が終わると、全員で葉の枚数を数えています。数と重さと労働時間を記録して、生産量と人件費を計算するのに役立てます。 ヨシの青い葉が環境コミュニティビジネスとして成功すれば、葉を採取する人の姿が、ヨシ原の新しい風景として定着するのですね。 |
(つづく) |