西川嘉廣さん
西川嘉右衛門商店会長

  ヨシ博物館とは? 
第184回

ヨシ刈りの人気をもっと活用できないものか

2008年5月1日 菱川貞義
 今年も西の湖のヨシ刈りボランティアに参加しました。
 相変わらず参加者が多く、大人気のイベントに成長しています。

 多くの参加者は「地球環境に貢献できるから」という理由だけで参加しているのではありません。
 老若男女を問わず、参加者は一様に、「たのしい」「おもしろい」といいます。

 しかし、主催者である東近江水環境自治協議会は運営に大変な苦労をしておられます。もし、運営側の受け入れ態勢が整って、広報にも力を入れることができたら、ひょっとしたら、いまの何十倍の参加者を集めることができるかもしれないな、と想像してしまいます。
 いまはわずか1〜2%しか刈ることができていない西の湖全体のヨシ原を、全部刈ることができたら、むかしの美しい原風景が蘇り、また、西の湖や琵琶湖の水質浄化にもつながっていくのに、と思うと、ただ想像するだけでなく、実現するために何か行動をおこしたくなってきます。
   
(つづく)