西川嘉廣さん
西川嘉右衛門商店会長

  ヨシ博物館とは? 
第190回

東近江水環境協議会の丹波さんにインタビュー

2009年2月19日 滋賀県立大 田中稔久
   

安土に、よし博にかける思いを聞いてきました。

 

なぜヨシ刈りイベントに参加しているのですか?

丹波さんは以前大企業でサラリーマンをしていました。そして今は東近江水環境協議会の一員となって、西の湖の保全に勤めています。
丹波さんを動かす原動力は、昔(子供のころ)体験した思い出だそうです。
子供のころ、大津に住んでいた丹波さんは、家の都合でたびたび安土に来ることが多かったそうで、そのころ近所の友達と西の湖で遊んでいたそうです。当時の西の湖で、幼い丹波さんは、木の幹からダイブしたり、船を作って遊んだり、湖を泳いだり、虫を取ったり…といろんな遊びを通して西の湖を見てきた。
当時の思い出は本当にすばらしく、何より楽しかったと。
頭の中では、何年も経った今でも忘れられずに鮮明に残っていると。
当時の西の湖のすばらしさを知っているからこそ、今の西の湖をみて、元の姿を取り戻したいとおっしゃっていました。

 

イベントに期待していることは?イベントに対する思いは?

現在求められている持続可能な社会に必要な考え方、想いをイベントにはたくさん詰まっている。ヨシという植物を通してそれが伝わっていくことを望んでいる。
ヨシに触れる、関わることで暮らしを変えるきっかけとなれないか。

以上がインタビュー内容です。
幼いころの体験が丹波さんの原動力となり、今精力的に活動しているといった印象を受けました。
丹波さんの西の湖に対する思いは何か熱いものを感じました。
将来を担うものとして、しっかり受け止めたい、受け止めなければならない内容の話でした。
私も丹波さんに共感できることが多くあり、楽しいインタビューでした。

これからもどんどんインタビューしますね。

   
(つづく)

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